いつも通りの朝。 彼の机に書類を置いて。 仕事はサボるくせに、誰よりも早く仕事場に来る彼と、一日の初めの挨拶をかわして。 コーヒーを置いて。 「中尉」 「はい?」 いつもの会話。変わりない日常。 そう。いつもの事。 「付き合って欲しいのだが」 「何処へですか?」 そう言った瞬間、見逃してしまいそうなほどの短い時間だったけれど、わずかに開かれた目。 そう言う仕草も、意識してやっていたら銃で撃っているところだ。 でも、そんな複雑な人ではないと知っているから。 でも、貴方から言葉を素直に受け止めるほど素直でもないから。 誰と、どのようにしてほしいのか。 きちんと説明するまで。 逃げさせていただきます。 私だって女なのですから。 それなりのシチュエーションを期待したいんです。 お分かりですか?大佐。 こんな所で、朝一番に肯定の言葉なんて発したら。 今日一日、仕事にならないでしょう? そのくらい、自惚れていていても。 バチは当たりませんよね?![]()
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