「先生、何回言えば分かるんですか?」 「だってぇ〜・・・。」 「だってじゃありません!毎回毎回こんなんじゃ、そのうち怪我で学 校に来れなくなりますよ。いいんですか?」 棚の上にある備品を取りたくて、机の上に椅子を置き、取ったまでは いいものの、回転式椅子だった為に、落ちてしまったらしい・・・。 本人は違うといいはっているが、十中八九間違いないだろう。以前も 同じような事をしたんだから。 「え〜〜〜っ!それは嫌だわ!!保健室の先生は休んじゃ駄目なの よ。」 そう言ってあの凶悪な笑顔で笑うセンセイ″にドキリとしながら、 駄目な理由を問う。 「?どうしてですか?」 「だって、心のよりどころにしてくれてる子がいるかもしれないでし ょ?それに・・・。」 「それに、何ですか?」 「久我君にも会えなくなっちゃう。」 「・・・っ!!!」 そんな事、言わないで下さい。どうしたって、期待してしまうでしょ う?そんなこと、貴方はちっとも気づかないだろうけれど。 貴方じゃなきゃ、駄目なんです。分かってますか?千鶴先生。![]()
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